緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬

2021年、大晦日である。 初めて年越しのときに起きていた中学2年のときに気が付いたことだが、時間に区切りがあるわけではなく、人間が勝手に区切りをつけているだけだと知った。時間は平等に流れていて、それに意味を持たせているのは人間自身だった。大学…

ペアリング考3

ペアリングをして実家に帰った。 母には「なに、指輪なんかしちゃって」と言われ、父には「若いなぁって感じ」と言われ、弟には「うわ、きもっ」と言われた。 母は男性の指輪が嫌いらしく、家では外してと言われてしまった。イキっていて、チャラチャラした…

恋の駆け引き

彼女と付き合ってから良かったなと思うことに、駆け引きをしなくてよくなったことがある。 恋には駆け引きがある。これをしたら、相手はどう思うか。どうしたら好きになってもらえるか。どうしたら嫌われないか。駆け引きは楽しいが、ずっとやるのは疲れる。…

ペアリング考2

​ ためいながらも、彼女とペアリングを買った。互いのクリスマスプレゼントにした。ステンレス製のシルバーのシンプルな指輪だ。右手の人差し指にしている。 自分の指に指輪があることを見ているだけで幸せだ。デザインも気に入っている。手をつないだとき、…

ハイスペ彼女とキモオタ彼氏

語呂が良すぎる。ラノベのサブタイトルにしてほしいぐらいだ。コピーライターを夢見る自分としては声に出したくなるような言葉が思いつくと嬉しい。 ハイスペ彼女は、日米独のトリリンガルで、絶対音感持ちで、ピアノとギターが弾けて絵も描ける、工学部の理…

懸念事項

今は恋の魔力があるが、いずれ恋の魔力が切れると、ずれや相手の嫌な部分が気になり始めると思う。 例えば、彼氏は時間に余裕があるが、彼女は授業や実験レポートが忙しいとか。彼氏に女友達がほとんどいないのに、彼女の友達はほとんど男友達とか。彼女はと…

性の6時間

ネットで言われているクリスマス文化だ。 「12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は、1年間で最もセックスをする人の多い『性の6時間』です。 貴方の知り合いや友人ももれなくセックスをしています。普段はあどけない顔して世間話してるあの娘も…

クリぼっち回避

今年のクリスマスは恋人と過ごすことになった。 去年のブログを見ると、「2年後には彼女と過ごしたい」と書いていた。1年で彼女はできないと思うあたりが自分らしい。しかし人生は意外性と運に富んでいる。人と出会えるときは出会えるし、結ばれるときは結ば…

友達と恋人

恋人は何が特別なのだろう。 恋人同士しかできないことはある。愛の言葉を囁き、身体を重ねられる。精神的には心の支配率や嫉妬のしやすさかもしれない。恋人は自分だけのものという感覚がある。 恋人は一人しかいないから、その人と関係が悪くなると苦しく…

理系女子✕文系男子

工学部彼女と教育学部彼氏。珍しい組み合わせかもしれない。 〈飲み会での一幕 彼女の先輩「彼氏の学部は?」 彼女「教育学部」 先輩「ふ〜ん」(理系じゃないんだ…)〉 「教育学部の彼氏」の響きがなんかかっこよくない。 ”文系彼氏”の響きでかっこいいのは…

オタDNAの摂取

自分はどこまでいってもオタクコミュ障ひねくれ陰キャ童貞だと思う。アニメオタクでなくても、童貞ではなくなっても、根っこは変わらない。オタクコミュ障ひねくれ陰キャ童貞だ。 中学生をJCと呼び、女の子が入ったお風呂の水は飲み干し、可愛いのに悪態をつ…

恋人のつくりかた2

​ 調子に乗って、恋人のつくりかたを続けて書いてしまおうと思う。 恋人が欲しければ、打数を増やすか打率を上げてホームランを打つ必要がある。 まず打数だが、マッチングアプリは打数を増やすのに向いている。出会い系ではない。マッチングアプリだ。互い…

恋人のつくりかた

彼女が初めて出来たので、調子に乗って彼女のつくり方を分析してみる。(彼女を”つくる”という表現は苦手だが、それ以上の表現が見つからないので、作り方とする。) 野球に例えると、彼女ができることはホームランを打つことだ。そのために必要なことは場数…

恋愛経験カード

恋愛小説を読んでいると、ついつい自分の恋愛遍歴と重ね合わせてしまう。自分の恋愛経験が違えば、読み方も変わるんだろうなと思う。恋愛経験をカードでとらえてみたら、自分の手札は片思いばかりだ。ついでに苦めの片思いばかりだ。 好きだった人や恋人の数…

角度とベクトル

AV男優しみけんのセックス講座をYou Tubeで見ていると、しみけんが「挿入は角度とベクトル!」とドヤ顔で言っていた。一瞬違和感を覚え、考えると、「角度とベクトル」では、「頭痛が痛い」「馬から落馬する」状態になっていることに気がついた。 私は深くた…

大人の階段

大学の先輩に飲みに連れてってもらった。ゼミの先輩だ。いわゆる大学生らしいことをしていた。 一軒目はパエリアのおいしいスペインバル。飲み放題。あまりお酒が強くないのにたくさん飲んでしまった。ライムが入っていてさっぱりしてて美味しかった。二軒目…

恋の魔力が切れるとき

恋の持続期間は3~6か月らしい。それは子育てをするために合理的だったそうだ。 時間がたてば、相手の好きだった部分が嫌いになることがきっとある。 私は彼女の怒ったときのあの冷徹な声が好きだけども、いつかその声が辛く感じるときがくるのかもしれない…

知識というメガネ、経験という色メガネ

「何のために勉強するのか?」という問いに対して、「見える世界が変わる」という答えがある。 それはその通りだ。知識が増えれば同じものを見ても、見え方が変わってくる。わかりやすいのは音楽や美術だろう。知らなくても楽しめるが、楽器の種類を知ったり…

ペアリング考

クリスマスプレゼントにペアリングを提案してみた。半分冗談だ。彼女はいつも右手の人差し指に指輪をしていて、見慣れていくうちにだんだんいいなぁと思い始めたのがきっかけだ。自分も指輪したいなぁと思い始めて、だったらペアリングにするか!と思って、…

比較とSNS

比較できることは幸せなのだろうか? ブータンは長らく世界一幸福な国だった。しかし、インターネットが普及し始め、幸福度ランキングが大きく下がったようだ。 人と比較することは幸せを生まない。私は人と比較する癖を持っている。人と比較することでしか…

男は戦いが好きなのか

「男は」と括ると怒られそうだが、男は昔から総じて戦いが好きで、今でも好きなのではないだろうか。 私は、中2から艦これが好きだし、今年Netflixに入ってからエヴァンゲリオン、マクロスフロンティア、蒼き鋼のアルペジオ、ルルーシュ、ガンダムなどを見て…

死と涙

ふと考えた。今、彼女が死んだら泣けるだろうか。泣けない気がする。まだ泣けるほどの間柄になっていないのかと思ったが、親が死んでも泣けない気がする。親が死んだ場合はたとえ一人暮らしでも生活が著しく変化するので、すぐには泣かせてくれないだろう。…

起業と賃金労働者

大通に札幌市図書情報館という図書館がある。貸出はしていないが、閲覧席がたくさんあり、本棚が本屋さんのようになっていて、本が探しやすい。最近出来た建物なのでとてもきれいで、空間もおしゃれなので、時間が空くとたまに行っている。 図書館をふらつい…

女の子の匂い

どうして女の子はいい匂いがするのだろう。ずっと疑問に思っていた。 彼女が出来て、女の子(正確にはJD。こんな言い方をするとまた彼女に呆れられる気がする)の匂いを存分に嗅ぐことが出来るようになって、あの匂いは人を幸せにしてくれることが分かった。…

男女平等主義者は女のカバンを持たない

うちの父親は掃除も洗濯も買い物もゴミ出しも料理もする主夫である。平日はサラリーマンとして働いているが、朝は洗濯物を干し、ゴミ出しをし、妻より帰りが早いと夜ご飯を作り、洗い物もする。休日は食料品と日用品の買い物に行き、家の掃除をする。掃除も…

高尚な悩み

久しぶりに山田詠美の「ぼくは勉強ができない」を読んだ。中学の担任の先生が勧めていて、高校時代に読んだ青春小説だ。高校生が主人公だが、大学生になってから読んでも面白かった。 ちょうどこの本を読んでいるとき、平日、全休で朝10時に起き、することも…

土曜の夜

土曜の夜に恋人と電話をつなぎながら、オンデマンド授業を消化する。夜に授業を受けようとすると、時間効率が悪くなりがちだからだ。家では集中力が持たない。誰かに見られている、その誰かも課題をやっていると思うと集中できる気がする。課題提出に間に合…

中学数学の本質

学習支援をしながら、中学数学の本質について考えてみた。 中学生の数学を見ていると、数学の楽しさを全く知らないまま、ただ機械的に解いていることが分かる。ついでに数学は算数からのつながりがあり、算数でつまずきがあると数学もできなくなってしまう「…

メンヘラの本質

私はメンヘラ素養がこれでもかというほどあるのだが、彼女はメンヘラになる余地がないほど精神的に安定している人だ。 なので彼女との違いからメンヘラの本質を捉えようと思う。すばりメンヘラの本質は不安だと考える。相手を束縛したり、執着したり、相手に…

父の趣味

旅行先で明治期の建築物を観るのが好きだ。この前福岡旅行に行った時も明治建築を巡った。博多や門司、下関は明治期に貿易・交易、商業で発展した都市で古い建築物も保存されている。旧福岡県公会堂貴賓館や旧英国領事館などが印象的だった。 父の趣味なのだ…