緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

クリぼっち回避

 今年のクリスマスは恋人と過ごすことになった。

 去年のブログを見ると、「2年後には彼女と過ごしたい」と書いていた。1年で彼女はできないと思うあたりが自分らしい。しかし人生は意外性と運に富んでいる。人と出会えるときは出会えるし、結ばれるときは結ばれる。

 クリぼっちを回避したからと言って、すごくうれしいわけではない。もちろん嬉しいが、思った以上に冷静だったりする。彼女は、いきなり空から女の子が降ってきて彼女になるわけではなく、様々な段階を経て関係性が出来上がってくるので、クリスマスを彼女と過ごすことは、ある程度の時間を彼女と過ごすと、ある種当たり前になってしまうのだ。幸せポイントはじわじわ上がっていき、幸せなことに気が付けなくなる。幸せの受容体が麻痺してしまう。幸せポイントの上昇の傾斜が緩やかなので、爆発的に幸せになるわけではない。きっと、あの時のクリスマスは幸せだったなとなったり、彼女と過ごしながら、ふとこれはきっと”幸せ”なんだなと思う。