最近、「豊かさ」について考えている。
そろそろ、豊かさについて真剣に考えるべき時期が来ていると思う。このまま地球の資源を収奪する(いかにも左派が使いそうな言葉)生活をつづけることはできない。水、電気、食料、プラスチックなど、このままの生活では地球が持たなくなる、技術革新に期待することもできるが、これらの問題は解決しないのではないだろうか。
左派の理想論者ぶりを発揮しないといけない。「豊かさ」を再定義するために。
経済学では確か選択肢が増えることが豊かさらしい。友人がそう教えてくれた。
本当に選択肢が増えることは豊かなことなのか。今や娯楽が乱立して溢れかえっている。ドーパミンが簡単に出るようなものばかり用意されている。でもSNSでは他人の幸せを見て、嫉妬して苦しむ。
自分は豊かさを農作業に求めてみたい。何をしているかわからない仕事をするより、自分が生きるために必要な食べるものを作る仕事、自然と向き合う仕事はとても豊かなのではないかと。農業もやったことがないようなホワイトカラー育ちが綺麗事を言っているだけなのは十分承知している。ただ、科学技術が発達し、自分たちが理解できない仕組みで世の中が動いている。スマートフォンもインターネットも仕組みも分からず使っている。何のためになっているかわからない仕事も増えていないか。
豊かさについて今後も考えていきたい。