緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

執着の有無

恋人に執着されたい。 ないものねだりだとはわかっている。仮に執着されたら面倒くさくなることも想像できる。それでも彼女に執着されたい。「あなたの代わりなんていくらでもいるもの」なんて言わないでほしい。執着されたい。束縛されたい。「ほかの女の子…

ふわふわ言葉

定義が曖昧な言葉を最近「ふわふわ言葉」と呼んでいる。文系の学問の議論において言葉の定義は最重要であり、使っている用語の定義が異なれば議論が成立しない。議論のスレ違いの大半は定義の違いか、対象にしている規模の違いであると思う。 ゼミを2年間や…

信頼と無関心

信頼と無関心は行動としては似ている気がする。頻繁な連絡をしないとか、過度な心配をしないとか、していることにとやかく口を出さないとか。裏にある思いは全く異なるのに、行動として同じになるのだ。 恋人が頭が痛かったり、お腹や胃が痛かったりするとき…

解脱

女子高生に欲情しなくなった。この書き方ではあたかも前は女子高生に欲情していたようだが、否定はできない。中高男子校だったせいで女子高生の制服の物珍しさも相まって女子高生をそういう目で見ていた。見てしまっていた。 しかしそこから解脱した。教育実…

恋人が冷たい

最近22歳の誕生日を迎えた。 恋人とディナーの約束をしていた。彼女がお店を選んでくれた。誕生日当日が定休だったらしく、翌日に祝ってもらった。 なんだか義務的だった。彼氏の誕生日だから忙しいけどとりあえずご飯には行かなきゃ、みたいな。どうせなら…

典型的な階層再生産

進路が決まってから、もやもやすることがある。 自分が官僚になることは、教育社会学的に見ると典型的な階層再生産の例だと感じるからである。 都内在住で、共に大卒の両親から生まれた子が、官僚になる。これを支えているのが学校教育だ。中学受験をし、私…

シースルー考

6月頃に恋人とウィンドーショッピングをしたときに、女性の夏服をたくさん見た。シースルーの服や胸元がゆったりした服、足元がざっくりあいたワンピースなど刺激の強い服が置いてあり、普段ならじっくり見ないものを、恋人が隣にいるがゆえじっくり見れてし…

リアルと架空の花火大会

花火の音がする。 今日は真駒内花火大会のようだ。確かに街中で浴衣姿の女性を見かけた。真駒内花火大会は北海道最大級らしい。去年は彼女を誘ったが、あまり興味を示さなかったので、あきらめた。今年は花火大会の話すらしなかった。 家で音だけ聞こえる花…

国総試験(人間科学区分)を振り返る

国家公務員試験に無事合格し、官庁訪問を終えた。 官庁訪問を経て、総合職試験は足切りに過ぎないと学んだが、ここでは試験について振り返る。 教育学専攻で国家公務員総合職試験を人間科学区分で受験した。今回の受験で、環境による影響の大きさを改めて知…

特別なことは減っていく

深夜の1時まで起きていても、ワクワク感はない。 期間限定の三ツ矢サイダーを飲んでも、ワクワク感はない。 誕生日が近づいていても、ワクワク感はない。 特別感はもうないからだ。 中学生の頃は深夜1時は存在しない時間だった。期間限定の三ツ矢サイダーは…