緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

信頼と無関心

 信頼と無関心は行動としては似ている気がする。頻繁な連絡をしないとか、過度な心配をしないとか、していることにとやかく口を出さないとか。裏にある思いは全く異なるのに、行動として同じになるのだ。

 恋人が頭が痛かったり、お腹や胃が痛かったりするときに自分はあまり心配してあげられないのだ。彼女は聡明であるため、痛みの原因も自身で把握ししているし、対処も分かっている。だから自分はあまり心配しなかった。そしたら、悲しまれた。なんで心配してくれないの、と。さすってくれたりそばにいてくれたりするだけでいいのに、と。その通りだと思ったし、難しいなとも思った。

 これが1年前の話。

 

 今も信頼と無関心の違いは難しい。恋人が研究室の先輩とデートに行くことに口を出さないとか、頻繁にLINEしないとか。こっちはまだまだ好きで好きで狂いそうになる時があるが、向こうはもうそうではない。信頼してくれているのか、無関心なのか。自分はLINEの頻度が少ないと興味がないのではと思ってしまうが、彼女はそう思わないらしい。

 捉え方次第だし、相手がどう考えているかなんてちゃんと話さないとわからない。こうやってすれ違っていくのかもしれない。