緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

経験と想像、場所と記憶

 経験したことからしか、想像はできないと思う。

 読書をしているたびに思うのだ。なぜ主人公たちの家が自分の家の間取りに似てしまうのだろうかと。それは自分の家が一番見慣れていて、家といえば真っ先に思いつくからだろう。知っていることから想像は始まる。だから知っていること、見たことあるものが多ければ多いほど、想像力は豊かになると思う。

 また、場所と記憶が結びついていることが多々ある。昔行ったことのある場所に行くと、記憶が蘇ってくるとか、似たような景色を見て、思い出すとか。

 だから私は旅行に行く。いろんなことを経験する。そうすれば、記憶が増え、人生が豊かになる気がするのだ。想起できるものが増えることは幸せだと思う。