緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

ドルオタ適正

 曲の好みはいつ形成されるのだろう。彼女はピアノをたしなみ、中学をアメリカで過ごしたこともあり、洋楽、クラシック、ジャズなどを好んで聴くような、そんな人だ。一方の彼氏は中学を男子校で過ごし、ニコニコ動画You Tubeボーカロイドとアニソンをひたすら聞いていた、そんな人だ。曲の趣味は合うわけもなく、カラオケに行っても二人で歌える曲はほどんどない。(なぜか椎名林檎宇多田ヒカルは被るので歌える。)

 雪まつりに行ったとき、アイドルがライブをしていた。全く知らない曲だったが、いわゆる電波系というかサブカル系というかアイドル系というか、典型的なアイドルソングだった。観光客は外国人が多く、あまりノっていなかったが、自分は内心ノリノリだった。前で数人のドルオタが盛り上げ方を教えてくれれば、もっと盛り上がれたと思う。みなスマホを掲げているので、拍手や手拍子が少なかった。盛り上げる空気作りにドルオタと手描氏は必須だ。

 全く知らないアイドルの、全く知らない曲でもノリノリになれてしまう自分は恐らくドルオタ適正がある。はまったアーティストが違えば、自分もドルオタだったと思う。そしたらアイドル嫌いの彼女とは一緒にいなかっただろう。そんなもんか。