緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

夏休みの終わりに

 気がつけば、大学3年生の夏休みも終わりだ。中高生のときと違い、宿題がないので2学期(後期)がぬるっと始まる。札幌はすでに冬の気配を感じることもある秋だ。

 この2か月、ブログを書く時間をつくれなくなり、一人で考える時間が少なくなり、年齢からか感受性が下がって、今に至る。

 もう一つの変化は、自分の意見を書くのが恥ずかしくなり、怖くなった。自分の考えを書き残すことに意味を感じなくなった。面白くありたい、面白い人になりたいと思わなくなってしまった。今まで書き残していたのは、自分の考えは面白いという前提のもと、面白い人間でありたいと思ってブログを書いていた。過激なことを考えれば考えるほどいいと思っていたし、それが面白いと思っていた。物事を考えることはいいことだと思っていた。そうではないかもしれないと思い始めた。過去の自分の話を他人から聞くたびに恥ずかしい思いをするし、自分の発言が人を傷つけたり、自分自身を傷つけていることに気がついた。就活をする中で思ったわけではないが、つまらない人間でも悪くないかなと思い始めた。

 大学3年の夏は、北海道を旅行し、彼女とたくさんの時間を過ごし、友達と1年ぶりに会ったりして楽しい夏休みだった。幸せ過ぎて死にたいと思うようになった。そんな夏休みだった。