緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

慣れと移動

最近、ホームを間違える。 地下鉄大通駅の乗り換えで、札幌駅の快速エアポートで。なんとなくの違和感を覚えるが、なかなか気が付けない。札幌駅では、空港に向かいたいのに小樽方面のホームにいた。混み具合とスーツケースの少なさと停車駅の表示を見て、小…

ないものねだり

またないものねだりをしている。 内定とモラトリアム。 安定された将来があんなに欲しかったのに、手に入った瞬間、大学院によるモラトリアムが羨ましく感じる。あと2年も学生出来るのかと。好きなことを研究していられるのかと。4月から6月の頃は早く進路が…

キャバ嬢との心的距離の近さ

学習支援先の中学生と話していて、キャバ嬢に憧れている女の子がいた。その女の子はそのキャバ嬢の可愛さや良さを熱弁してくれた。その子にとってそのキャバ嬢はアイドルのような存在なのだと感じた。 15歳の女の子がキャバ嬢をアイドル視していることに若干…

執着の有無

恋人に執着されたい。 ないものねだりだとはわかっている。仮に執着されたら面倒くさくなることも想像できる。それでも彼女に執着されたい。「あなたの代わりなんていくらでもいるもの」なんて言わないでほしい。執着されたい。束縛されたい。「ほかの女の子…

ふわふわ言葉

定義が曖昧な言葉を最近「ふわふわ言葉」と呼んでいる。文系の学問の議論において言葉の定義は最重要であり、使っている用語の定義が異なれば議論が成立しない。議論のスレ違いの大半は定義の違いか、対象にしている規模の違いであると思う。 ゼミを2年間や…

信頼と無関心

信頼と無関心は行動としては似ている気がする。頻繁な連絡をしないとか、過度な心配をしないとか、していることにとやかく口を出さないとか。裏にある思いは全く異なるのに、行動として同じになるのだ。 恋人が頭が痛かったり、お腹や胃が痛かったりするとき…

解脱

女子高生に欲情しなくなった。この書き方ではあたかも前は女子高生に欲情していたようだが、否定はできない。中高男子校だったせいで女子高生の制服の物珍しさも相まって女子高生をそういう目で見ていた。見てしまっていた。 しかしそこから解脱した。教育実…

恋人が冷たい

最近22歳の誕生日を迎えた。 恋人とディナーの約束をしていた。彼女がお店を選んでくれた。誕生日当日が定休だったらしく、翌日に祝ってもらった。 なんだか義務的だった。彼氏の誕生日だから忙しいけどとりあえずご飯には行かなきゃ、みたいな。どうせなら…

典型的な階層再生産

進路が決まってから、もやもやすることがある。 自分が官僚になることは、教育社会学的に見ると典型的な階層再生産の例だと感じるからである。 都内在住で、共に大卒の両親から生まれた子が、官僚になる。これを支えているのが学校教育だ。中学受験をし、私…

シースルー考

6月頃に恋人とウィンドーショッピングをしたときに、女性の夏服をたくさん見た。シースルーの服や胸元がゆったりした服、足元がざっくりあいたワンピースなど刺激の強い服が置いてあり、普段ならじっくり見ないものを、恋人が隣にいるがゆえじっくり見れてし…

リアルと架空の花火大会

花火の音がする。 今日は真駒内花火大会のようだ。確かに街中で浴衣姿の女性を見かけた。真駒内花火大会は北海道最大級らしい。去年は彼女を誘ったが、あまり興味を示さなかったので、あきらめた。今年は花火大会の話すらしなかった。 家で音だけ聞こえる花…

国総試験(人間科学区分)を振り返る

国家公務員試験に無事合格し、官庁訪問を終えた。 官庁訪問を経て、総合職試験は足切りに過ぎないと学んだが、ここでは試験について振り返る。 教育学専攻で国家公務員総合職試験を人間科学区分で受験した。今回の受験で、環境による影響の大きさを改めて知…

特別なことは減っていく

深夜の1時まで起きていても、ワクワク感はない。 期間限定の三ツ矢サイダーを飲んでも、ワクワク感はない。 誕生日が近づいていても、ワクワク感はない。 特別感はもうないからだ。 中学生の頃は深夜1時は存在しない時間だった。期間限定の三ツ矢サイダーは…

広末涼子の手紙に思うこと

広末涼子の不倫が話題だ。 実家に帰ってきて、ワイドショーなどを見る機会が増えたからか、時事ネタや芸能ネタに強くなっている。弟からTwitterで流行っているものも教えてもらい、さらにネットネタに強くなっていく。 広末涼子の不倫は、一人暮らしであれば…

合格発表

今日の16時、ゼミの時間の最終盤に発表があった。 正直、ゼミの時間は思ったより集中できた。ゼミの時間だったからこそ、そわそわしなくて済んだのかもしれない。そわそわしても結果は変わらないし。 16時になってすぐに同じ区分を受験している先輩からLINE…

合格発表前日

明日が公務員試験の合格発表だ。 なぜか文科省は合格発表前にエントリーシートを提出しなければならないので、今週はずっとエントリーシートについて考えていたと言っても過言ではない。自分がいかにふわふわした考えかを思い知らされ、論理的な思考もできず…

隠れた特権階級

階級社会でもないのに自分から特権階級だというのはいささか気が引けるが、先日の泥酔した飲み会で「隠れた特権階級」だと自分の口から出た時、気持ち悪さと気持ちよさが自分の中に同居したので書き残しておきたい。 「隠れた特権階級」はひとまず、都心で生…

フリースクールへのもやもや

不登校が増える中、フリースクールが注目されている。 ただ、フリースクールへはなぜかもやもやする。 学校は決して楽しいところではない。ある種義務である。それに如何に適応するか。学校は我慢を学ぶこともできるし、自分とは合わない他者とうまくやらな…

立場の違い

性善説か性悪説か。 共産主義か資本主義の立場の違いは、性善説か性悪説に立つかによるのではないかと思い始めた。資本主義も共産主義も勉強していないので、適当なことしか言っていないが、共産主義者の理想論者的な感じ、資本主義者の現実主義者な感じは性…

物事を知って切れ味が悪くなる

高校2年の頃に書いた小論文が出てきたので、パソコンに打ち込んでみた。当時の思想が色濃く反映されていて、とても面白かった。あぁ、こんなこと考えていたなあ、と。 大学で教育学を学び、社会学を学んだ。自分の考えの甘さを知るし、社会の複雑さを知るし…

面接対策

人事院面接を受けてきた。 そんなに対策しなくても大丈夫だろうと高をくくっていたが、全くダメだった。対策してない分、緊張はしなかった。そのかわり、自分もアピールできなかった。質問にはしっかりと応答したし、特段問題はなかったが、面接対策をしてき…

消費は応援

消費活動は応援だという視点が最近身についた。コロナで言ってみたかったお店やカフェが閉店になったことを目の当たりにして、残ってほしいと思うお店には通ったり、周りに宣伝したほうがいいのだと感じた。 応援価格をおいてもいいと思う。経済的に余裕がな…

SLと廃線跡

北海道の地方には古いSLが置かれている公園がいくつかある。大抵は廃線跡と一緒に。 最初は古いSLが残されていていいなぁと思うぐらいだったが、そういった場所が北海道に複数あり、ほとんどの場所は今では車でしか行けないことを知ると、見え方が変わってき…

「トー横」の子どもたち

「トー横」には以前から関心を持っている。中学高校が歌舞伎町に近かったため中高生の頃から知っているエリアであること、若者たちの居場所機能を有している可能性があるからだ。 自分もトー横を社会学の観点から参与観察などを行い分析したいと思うのだが、…

吉川徹になりたいか

最近憧れる人がいない。見つけていないだけかもしれないが。 社会学者に憧れることはある。社会学を研究して、発信することが仕事にできるなら、それほどいいものはないと思う。実際にはそこまでの研究モチベがないので、社会学者にはなれない。 昔は大規模…

四月の夜

金曜日研究室で飲み行くと 帰りの連絡 待つ部屋一人 優しくて気の利く先輩惚れる君 飲み会の話 彼氏は不満 安定を望むつまらぬ彼氏より 王子様とのロマンス求む 夜桜に惹かれ部屋出る午後8時 二人で歩く月夜の公園 男性に女性が求めているものは 精神的な愛情…

サラダ記念日

俵万智サラダ記念日読み始め 短歌を読みたくなった土曜日 いきなり短歌を読んでみた。 彼女から俵万智の「サラダ記念日」を勧められて読んでみた。とても面白かった。名前は知っていたし、よく売れた本だという印象はあったが、手に取るまで歌集だとは知らな…

電脳空間に行こう

友人からムーンショット目標というものを教えてもらったのは1年前だった。内閣府の政策の一つに「ムーンショット型研究開発制度」というものがあり、「我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な…

大学だなぁ

ゼミの指導教官が担当している全学教育科目(1年生の教養教育)の授業にもぐった。 先生が1年生の授業でどんなことをやっているかが気になったこともあるが、1年生の授業を対面で受けられることが新鮮だったため、2週目ももぐってしまった。 二段組になって…

1次試験通過

昨日、国家公務員総合職の1次試験があり、今日解答が発表された。 基礎能力が24/40、専門択一が29/40で、おそらく1次試験は合格だ。 思ったよりもあっさりしていた。落ちたら話にならないと思いつつ、試験勉強に本腰を入れたのが遅かったこと、模試が1回しか…