最近憧れる人がいない。見つけていないだけかもしれないが。
社会学者に憧れることはある。社会学を研究して、発信することが仕事にできるなら、それほどいいものはないと思う。実際にはそこまでの研究モチベがないので、社会学者にはなれない。
昔は大規模な調査を行える学者に憧れもあった。ただ、大規模な社会調査をしたからといって社会のすべてを知ることはできないし、そもそも社会を明らかにすることが非常に難しい。
社会全体を見渡すと、社会を良くしたいと思って行動していることが本当に社会のためになるのかわからなくなる。社会は複雑で、そう簡単に良くなったりしない。良いと一口に言っても、どの立場から見るかによって異なる。解は一つに定まらない。
もう人生でやりたいことが見つからない。夢も憧れもなくなっているかもしれない。
