緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

人口減少社会は悪か

 日本は人口減少社会である。疑いようのない事実であり、逃れられない運命といっても過言ではない。ただ、悲観するだけではなく、どうしていけばいいかを考え、物語を作りたい。そうすれば安心する。

 人口が減れば、経済規模は縮小するだろう。市場が小さくなるからだ。経済も成長しにくくなるだろう。国全体が貧しくなっていくのかもしれない。

 ただ、1970年代の政府は人口を抑制したいと考えていたそうだ。人口が増えれば、食料やエネルギーの確保、環境問題等が深刻になるからだ。今風に言えば持続可能な社会のためにはこのまま人口が増えることは良くないことだったのだ。

 半世紀前に書かれた未来予想図を参考にすれば、これからの人口減は決して悪いものではないのだ。

 私はこれからも日本という国で安心して暮らしたいし、日本人であることを誇りに思えるような国であってほしい。人口規模に合わせた社会制度が作れればいいのだ。そしてそれを人々が共有できればいい。