緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

正直者は救われない

 正直者は馬鹿を見る。

 東京貧困女子。を読んで、そう感じた。

 パワハラ受ける→精神障害患う→退職→貧困 のケースを何件か読んだ。なぜそうなってしまうのか。

 森友学園問題で自殺した近畿財務局の職員も、正義感あふれる人だったと聞いた。なぜそうなってしまうのか。

 僕も今は日本に問題意識をもっている。もう成立してない社会保障、増え続ける非正規雇用、経済的格差の固定化、老人の声が反映され若者の声が反映されない政治、幸福度の低さ、根強い男尊女卑。

 教育分野でいえば、遅れたICT教育、重い家庭負担額、奨学金という名の学生ローン、激務でブラックな公立学校の教員、少ない大学研究費、

 これらをどうにかしたいと思ってら、どうしたらいいのだろうか。知らないふりして自分の人生をエンジョイすればいいのか? 自分ごときがどうにかできる問題じゃないかもしれない。それでも挑戦する価値はあるのだろうか。民間に勤める気なんて全くないが、民間に勤めて、そこそこの給料がもらえたらそれで充分幸せだろうか。わからない。

 国に行って綺麗事が通じるとは思っていない。通じてたらもっといい国になっていることだろう。だから自分は使い潰されて終わりかもしれない。それは嫌だ。どうしたらいいのだろう。