緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

私なりの人間関係 〜化学反応〜

 誰もが人間関係に悩んでいると思う。アドラーはすべての悩みの根源は人間関係だと言っていたはずだ。

 私も人間関係に悩む子羊である。(なぜ子羊かは知らない)

 大学でできた親しい友人に、「君は人との化学反応を楽しんでいる」と言われた。なかなか面白い言い回しだったし、核心をついているので、使わせてもらうことにする。

 私は、うわべの付き合いや建前が苦手だ。感情はすぐ顔に出てしまい、嘘はつけない。むしろ、思ったことはすぐに口にしてしまう。言葉をあまり選ばずに。この特徴に抗おうともしてるし、諦めてもいる。

 大人数も好きではない。一対一が好きだ。大人数は考えることが多すぎるし、空気を読まなきゃだし、自分がいなくても変わらないと思ってしまうし。一対一なら相手は自分のためだけに時間を使ってくれているので安心する。誤解を招く表現をしても、弁解するチャンスがある。相手のことをよく知れる。

 私は、いきなり本音で喋り、思ったことを口にするので、プライベートな部分にガンガン突っ込んでしまうのだろう。だから上手くやれない人とはとことん上手くやれない。ただ、一度親しくなると、その仲は大切にする。(しているつもりだ)

 というわけで、親しい友人から自分と他人をぶつけてみて、何が生まれるか実験しているようだと言われた。既存の元素と元素をぶつけ合って、新しい元素を生み出すかのように。確かにその通りかもしれない。人と話して、自分にはない新しいものを見つけたいのだ。それが楽しみなのかもしれない。