緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

自分の手の届く範囲

 ガザの紛争を見ると、現実味が湧かない。アルゼンチンのインフレを見ても大変そうだな、と思うだけ。自分の想像の及ばない範囲なのかもしれない。確かに苦しんでいる人はいる。死と隣り合わせの人々がいる。でもそれは自分がどうにかできる範囲を超えている。

 逆に言えば、日本国内の政策ならどうにかできると言う意識があるのかもしれない。だから官僚を目指し、日本国のために働きたいと思うのかもしれない。

 教員か官僚か悩んだときに、なりにくさや社会的地位などを鑑みて官僚になることを選んだが、教員の方がやりがいはわかりやすいと思った。新聞の一面を飾ることに関われることがやりがいだとはよく聞くが、目の前の子供たちの成長をみられる方がよっぽどやりがいがあるように感じていた。それでも、若いうちは日本のために大きな仕事がしてみたいと思い、官僚になることにした。

 影響を与える範囲が大きくなればなるほど、自分一人が与える影響は小さくなる。それでも頑張ってみたい。