緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

3ヶ月ぶりの電話、恋の延命治療

 話し合いを先延ばししている。

 以前ならいつもどうでもいい話をしていたから、恋愛に関することもたくさん話した。

 今は全くない。

 向こうから連絡はないし、こっちからの連絡もあまりしない。恋人の負担になりたくないし、なにより嫌われたくない。ラインの頻度は1週間に1度。会えもしないし、電話もしない。

 恋人に軽く見られすぎているかもしれない。放っといても好きでいてくれる都合の良い存在かもしれない。どうでもいい存在なのかもしれない。

 忙しすぎてそれどころじゃないかもしれない。余裕がなさすぎて、恋愛どころじゃないのかもしれない。

 それでも少しは気遣ってほしい。これってわがままなのだろうか。普段気を遣えない自分が言うのはだめなのだろうか。

 明らかに立場が弱いこともわかっている。こんなに大切にされないなら別れた方がいいこともわかっている。それでも別れたいとは思わない。

 だって3ヶ月ぶりに電話で話しただけで、こんなに幸せだったんだから。20分話しただけで、クリスマスに一緒にケーキを食べる約束をしただけでこんなに嬉しかったんだから。

 随分と女々しいと思う。DV彼氏にしがみつく女の子のようだ。それでも恋人が自分と別れてないうちは恋人関係でいたいと思う。馬鹿だと思うけど、好きなのだ。