大学は単に学問をやる場所ではない。コロナ禍を経て確信した。
コロナ禍になり、オンライン授業が主流になり、学ぶだけならオンラインで十分だという風潮もできた。
しかし、大学生活で得るものは学びだけではない。むしろ学び以外の部分も大きい。これは大学が大衆化する以前から言われていることだろう。
友人との出会い。教授との出会い。学問との出会い。アルバイトやボランティアなどの社会経験。サークルなどの人間関係。
学問の特性にもよるのかもしれないが、文系の学部は学問をしに来る人は少ない。大卒という学歴を得るために進学するケースが多いかもしれない。その副産物として、学問との出会いや友人との出会いがあるのだと思う。
これは自分の視点から見えるものであって、他の大学生は全く異なる視点から大学を見ており、違うものを手に入れているのだろう。
