緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

卒論の問題提起が決まらない

 中学生の頃のレポート課題を思い出す。中学校の時、毎学期、社会問題に関するレポート書かなければならない授業があった。提出日は毎回水曜日で、4000字程度のレポートを月曜の放課後から書き始め、火曜日の放課後から夜にかけて必死に書いて、いつもギリギリで提出していた。レポート提出週の月曜火曜の部活は休むのが習慣化していた。結局満足のいく出来のレポートは書けず、平均点前後の点数がついて返ってきていた。きっと時間をかければもっといいレポートになるんだから、来学期は余裕をもって書き始めようと思うのだが、結局いつも月曜からスタートしていた。

 大学生になっても、性格はそうそう変わるものではない。テーマについては関心を持って調べていたものの、いざ卒論を書こうとなると、問題を絞り切れず、ずるずると9月末になっていた。

 今回もおそらく期限ギリギリになれば必死にやり、満足のいく出来てはないものの、提出し、単位を得ることはできるだろう。しかし本当にそれでいいのだろうか。学生生活最後のやるべきことをそんな終わらせ方にしたくない。

 構想段階では自由度が高く面白いが、実行段階になるとめんどくさくなるのはよくあることで、今まさにその状況である。今から本気を出すことが満足のいく卒論を書くために必要なことかもしれない。