緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

ギリギリmove

  ギリギリにならないと動けない。ギリギリにならないとやる気が出ない。今日は提出時間の1時間前から作業を始めて中途半端な出来のものを提出した。しょうがない。

 思い返せば、中学生のころ、毎学期社会科のレポート提出があった。4000字~10000字程度のレポートで、参考文献などを読む時間も考えれば、一夜漬けでは到底終わらない課題だ。毎回水曜日の朝が提出期限なのだが、たいてい月曜日から本気を出す。日曜日は「やらなきゃ、やらなきゃ」と思い、用意していた参考文献をつまみ読みして、使えそうな部分に目をつけ、月火で終わるような(楽観的)予定を立て、結局ほとんど何もしない。焦燥感はあるものの、行動には移らない。月火は当然のように部活をさぼり、パソコンと参考文献と交互ににらめっこする。だいたい序論・第一章・第二章・第三章・おわりに、と骨組みだけ書いて、さっさと寝る。火曜日が地獄だ。普段夜更かしはしない(22時には寝る)ので24時以降はとても効率が悪い。しかし、何とか仕上げ、印刷し、表紙を書き、午前3時に完成させ、3時間だけ寝る。結局9回やってもこのサイクルは変わらなかった。評価は平均よりちょっと上。時間をかければもっといいレポートが書けるのに、ギリギリにしかやらないから、この程度の評価しか受けられない。このころから、自分の特性を理解してきた。

 今もこれの特性は変わっていない。この特性を変えるのは半ばあきらめかけているが、大学一年後期のレポートはさっさと終わらせて、空いた時間にスキーに行きたい。提出期限を意識せず、早くやらなきゃいけないと自分をだまして頑張っていきたい。