緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

夏の終わりとリフレイン

 今日は朝方に雨が降り、一気に気温が下がった。昨日の寝る前は(今日は蒸し暑いな…)と思って寝たのに、朝起きたらめっちゃ涼しい、みたいな。夏らしい日は数日しかなかった気がしてきた。

 期末のレポート課題に追われ、ここ数日は図書館に引きこもっている。やっぱり家では捗らない。受験生の頃から変わっていない。

 そして課題をギリギリまでやらずに苦しむところも変わらない。なんでこんなに焦ってやらなきゃいけないんだろうと思いながら何とか最低品質のレポートを書く。時間的余裕も精神的余裕もなんもない。

 9時から19時まで図書館にいて、お昼は菓子パンだけで過ごしていたら、去年の夏を思い出した。学校に行ったり、塾の自習室に行ったりして一日を過ごしていた夏を。去年はもっともっと暑かったけど、図書館を出たときに吸った空気は去年のこの時期と同じ匂いがした。蒸し暑さと草木の匂いといろんな人の匂いが混ざった夏祭りの前みたいな匂い。

 懐かしくて泣きそうになった。こんなどうでもいい、伝わりにくい話をする相手が近くにいないことに気づき、もっと泣きそうになった。