緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

彼女が出来た

 彼女が出来た。

 だから何だという話だが、私にとっては人生初の状態である。

 今更ながら信じられない。今まで好きな人がいることは多かったが、両想いになることはなかった。すべて自分が一方的に熱狂的に好きになり、「好きです」と告白をして、関係性が変わらないか、関係性が終わる感じだ。彼女を作るには自分が好きになった人に自分を好きになってもらうために頑張らなきゃいけないものだと思っていた。告白されたことはないし、人からの好意に鈍感だから、何もしないで彼女が出来るわけではない。

 今回は違った。初めは友達からで、そこまでの好意はなかったので、自然に振舞っていたが、徐々に好きになり、相手も自分のことを好きになってくれて、付き合うことになった。

 こんなこともあるのかと驚くばかりである。現実は小説より奇なりというが、これまでの彼女との関係性と運の良さに関しては、小説級だと思ってしまう。もしかしたら世の中には「とても良い出会い」というのがごろごろ転がっているのかもしれないし、今回の出会いも今はとても良い出会いだと思っているだけで本当は大したことないのかもしれないが、今の私にとっては「とても良い出会い」であり、良いタイミングが重なったとても運のいい結果だと思っている。

 非リア(彼女がいない状態)の友達に彼女の話をすると、たいていマウンティングか自慢になり、ひがまれるのでほとんどできない。自分も非リアの期間が長かった分、気持ちがとてもよくわかる。「恋人できると人生変わるよ」と言っていたリア充たちの顔が思い浮かぶ。彼ら彼女らは悪気はなく、恋愛の先輩としてアドバイスをくれたのだろうが、こっちとしては(んなこと知らねーよ)という感じである。

 なのでこれからは彼女のことはすべてブログに書こうと思う。まさか、彼女とのことを書くブログになるとは思わなかった。半年前の自分に言っても信じてもらえないと思う。それぐらい驚くべきことだ。9月は書く気が起きず、ほとんど記事を書いてなかったので、10月はたくさんため込んだネタを書こうと思う。