緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

大きな目標の喪失

 大学に入ってから、ずっと大きな目標を喪失している。大学受験のときは志望校合格という明確な目標があったが、今はない。

 大学に入った頃は何かを成し遂げたいという目標もあったが、今はそれもない。

 毎日を生きるのに精一杯なわけでもない。ただ、自分の無力さを知る機会が増えたのかもしれない。以前は日本の教育を良くしたい、日本か豊かな国であり続けるようにしたいと思っていたが、それも曖昧になってきた。自分が何かしたところで社会は変わらないし、自分はそんなにすごい人間じゃないし、頑張る必要があるかどうかも分からなくなってきた。

 健康で、家族がいて、帰る場所があって、経済的にも余裕があって、友達もいて、彼女もいて、もうこれ以上望むものもない。地位や名声は求めて得るものではない気はするし。

 今は大学生活が楽しく過ごせればそれでいい。そう思うようになっている。