緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

Noblesse oblige

 ノブレスオブリージュ(仏:noblesse oblige)とは、「身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞いをしなければならぬ」の意。」(デジタル大辞泉より引用)

 

 これだ。新書を読んでいて、ノブレスオブリージュという単語を目にして興奮した。自分の考えに近いものの名前を見つけた。

 私は、恵まれている者は恵まれない者のために行動するべきだと考えている。どうしてそのように考えるようになったかはまだ分かっていないのだが、恵まれた者が他者に尽くすことは自然なことだと考えるし、自分はそのように生きたいと思っている。

 自分の考えが、欧米社会では基本的な道徳観であることに安心し、自分の考えを表現するときに便利な言葉を知り、嬉しくなった。そして改めて語彙力の重要性を感じた。人間は言葉を使ってコミュニケーションをとるので、説明するのが大変なものに名前を付けることは便利なことであるし、言葉を知っていると様々なことを知ることができる。ノブレスオブリージュ。私的にはランドルト環とともにこれからも使っていきたい単語である。