新聞を読んでいると、たまに気に入る表現に出会うことがある。タイトルは新聞の下の方にある本の広告のキャッチコピーだ。たしかにそのとおりだと思う。人の肉体は食べたもので出来ていて、精神は読んだもの（と人から聞く話）から出来ている。
「食べること」＋「読むこと」＝「生きること」という表現も最近読んだ。その人は食べることは殺すことであり、人間は何かを殺さないと生きていけないこと。読むことは人間を人間たらしめるものだと考えているようだった。
同じような表現が気にいるということは、私はこのような考え方が好きなのだろう。これからは食べるものと読むものにはお金をかけようと思う。
