緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

感覚が鈍いという罪

 大学で仲のいい友人から「○○(自分)って感覚鈍いよな」と言われた。

 一瞬悪口だと思った。でも思い当たる節が多くて、妙に納得してしまった。

 他人の感情にも。自分の進路にも。肉体の感覚にも。女の子の外見の変化にも。

 友人は敏感よりは鈍感な方が生きやすいよ、とフォローされた。

 たしかに鈍感な方が生きやすいとは思う。ただ、それは周りに甘えているから生きていけるのだと思う。鈍感さは時に人を無自覚に傷つけるだろう。それで恋人に呆れられ、捨てられることもある(かもしれない)。

 これまでも感覚の鈍さで人を傷つけてきたと思う。明確に何で傷つけたかはわからないが、多分何かで傷つけたのだろうという経験が多い。

 「鈍さは重さだ。鈍さからくる無邪気は、重い邪気だ。」朝井リョウ言語化が上手すぎで悔しくなる。その通りだと思う。無自覚の無邪気はたちが悪い。