緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

人間的なセックス

 私が精神的にこじらせ童貞である理由は、セックスに関して色々考えてしまっている点だ。

 憧れるセックスがいくつかあり、初めてするときはこれのうちのどれかがいいと思っている節がある。その共通点を探しているのだが、うまく見つからない。強いて言うなら、人間的なセックスかもしれない。

 コンドームをつけたセックスはとても人間的だと思っている。本来生殖のためにする行為なのに、本来の目的を無視して、性的快楽を得るためにするのだから、とても人間的だ。

 愛を確かめ合うセックスもしてみたい。身体がつながることが、エロ以外の意味を持つことを知りたい。

 理性のあるセックスをしたいと思いつつ、動物的なセックスにも憧れる。羞恥心を捨て、論理的思考を捨て、性的快楽と子孫繁栄だけを追うようなセックスだ。

 童貞のくせに、いや童貞だからこそ、こんなことがつらつら書けるのだろう。早くに童貞を捨てれば、理論ではなく実践から学んでいくのだろう。これは理論ではなく、ただの妄想だ。これから抜け出すことはできるのだろうか。