緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

食料危機の分岐点 - 2030

 飽食と飢餓。NHKスペシャルを見た。

 持続可能でない脆弱な食料システムに問題があるそうだ。食料資源が国によって偏りがあること。過剰な肉食が水不足・穀物不足を引き起こすこと。深刻化する食料分配の“ひずみ”があること。そして2050年には、日本でも食料不足になる可能性があること。地球温暖化によってフードショックが起きるかもしれないこと。先進国の人々の危機・悲劇的シナリオの認知が必要だ。資源を使い尽くしてしまえばおしまいである。

 食べ物を捨てることにもっと抵抗を持ってほしい。食品ロスを減らそう。コンビニバイト時代は何も考えずに食べ物を捨てていたが、便利を追求する時代は終わるべきだと思う。

 ただ、問題意識を持っても、行動しないと意味がない。いきなりヴィーガンになるわけではないし、人と話すわけでもないが、少しでもこの現状を知る人を増やさないといけない。

 まぁ、だいたい痛みを知ってからでないとわからない・動かないのが人間。しょうがない気もする。ついでに、意外とどうにかなることもある。(もちろん、尽力してくれる人がたくさんいるからである)悲観だけするのではなく、対策を考える必要があると感じた。