教育分野には理論家と実践家がいる。理論家は教育学研究者などで、実践家は現場の教員などだ。これは大学の学生でも分かれている。北海道大学教育学部と北海道教育大学だ。北大教育学部は教育行政専門家と教育学研究者を養成を目的に発足しており、北教大は教員養成を目的に発足している。
理論家も実践家も互いに自分が好きだから、得意だから、教育のためになると思って活動している。ただ、互いに連携はあまり取れていないようである。それは、互いに自分たちのやっていることの方が正しいと思っているからではないだろうか。
理論家は現場を見れていない、実践家は制度を変えることができない。連携が取れればいいのだが、そんなにうまくはいかないのだろう。