緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

全休サイクリングとレモネード

 今日は全休だったので、サイクリングをしてきた。目的地は、前々から気になっていた北海道開拓の村(とおまけで北海道博物館)である。といっても10時まで寝ていて、洗濯物を干し、朝ごはんと早めの昼ごはんを食べてからの12時出発なのだが。(こうすればランチを外で食べずに済む。)

 開拓の村は北海道各地にあった明治期の建物を移築・復元して展示している野外博物館だ。個人的には市街地のエリアが楽しかった。和洋折衷建築の住居も明治期らしさのある建物である。村内には国内唯一の馬車鉄道が通っていて、本物の馬が客車を引いていた。

 建物内の展示もしっかりあって、日本各地から北海道に入植し、開拓してくれたのだと感じた。最初に入った開拓使事務局の建物内の自販機で珍しく500mlペットボトルのレモネードを買った。

 問題は風である。風が強いとかなり寒い。そして、行きは追い風だったのだが、帰りはずっと向かい風でとにかく辛かった。風で身体が押されるのだ。線路沿いを走って帰ったのだが、何度もエアポートとすれ違った。その度に風をもろともしない電車のスピードに感激した。開拓の村でペットボトルのレモネードを買っていなければ心が折れていた。甘酸っぱいレモネードが喉と疲れた身体を潤し、癒やしてくれた。札幌近郊のサイクリングは風に注意だ。