緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

”東京”で血が騒ぐ

 ひょんなことから最近ほぼ毎日、日本の中枢「霞が関」の近くに通っている。やっぱりゾクゾクする。ガラス張りのビルがそびえたち、日本全体を動かしている(動かすことができる)人たちが集まっている。

 羽田空港から家に帰るときは電車で帰るのが好きだ。山手線に乗っただけで東京に帰ってきた感覚が味わえる。駅と駅の間隔が狭く、その間にある無数の建物とそこで暮らす無数の人々。車内や車窓には広告があふれかえっている。東京には人もモノもカネが集まっている。ついでに電車に乗っている変わったファッションの人も多い。

 北海道(札幌)で少し暮らして思うことは、北海道はのんびりしてる。人も優しい人が多い。せかせかしてない。札幌中心部は広告に溢れているわけではないし、道路が広くゆったりしている。広大な土地を生かしている。そして北に少し歩けば北大があり、徐々に住宅街になっていく。そんな札幌でも暮らしも悪くないのだが、少し刺激が足りない。

 東京に来ると出来ることが増える気がする。可能性が広がる気がする。もちろん気のせいかもしれないが、人間思い込みや気の持ちようは案外大事である。そして、東京が好きだ。人とモノとカネの集まる東京が好きだ。東京にいて面白いと思ううちは、もう少し頑張ってみようかと思う。