緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

オンライン食事

 一人暮らしにも慣れてきた6月中旬。実家の思い付きでスカイプをつなぎながら夕食を食べた。食事の準備はもちろん各自で行うので食べているものは違うし、出来上がるタイミングも違う。ただ、スカイプから聞こえるテレビの雑音が心地いい。一人で生活していると自由気ままで楽しいが、他人の介入がない寂しさもある。人間は本当に不思議で、他人の介入があると鬱陶しく感じることが多いのに、ないと何か物足りなさを覚えることがある。こっちにテレビはないので、自分の意思で流す音しか流れない。You tubeSpotifyなどだ。だから、テレビも懐かしいし、誰が見てるわけでもないのについているテレビの音が懐かしかった。

 食事中の会話は全く変わっていなかった。そういえばこんな感じだったなというより、「やっぱり」といった感じだ。楽しかったが、次は帰省した時でいいや、と思ってしまった。疎外感がないわけでは無いし、違和感があるからだ。一人暮らしを選択したからには、一人で生きていく力も身につけたい。時には家族にも連絡するが、