緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

僕の知らない世界

 昨日の夜、無性に体が動かしたくなったので、0時過ぎにランニングウェアに着替え、キャンパス内を走ってきた。真夜中のキャンパスは電灯があるため真っ暗ではないが、人がほとんどいないので少し不気味であった。メインストリートではスケボーの練習をしている三人組がいた。ちょっとヤンキーっぽくて怖かったが、おそらく北大生なのだろう。倒したカラーコーンを飛び越える練習をしていた。賑やかだったが、誰にも迷惑はかけてなさそうだ。

 いつもなら布団に入っている時間にキャンパスを走ってみると、自分の知らない世界が広がっていることを知る。自分が認知できる世界なんて極々僅かで、その極々僅かの世界の中で人生は作られているのだ。全てを知ることはできない。極々僅かなものを知り、楽しんでいくのだ。