緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

シン・エヴァ感想1(微ネタバレ)

(投稿し忘れてました。公開当日2021/3/8の感想です。)

 2021年3月8日午前7時から映画館で劇場版シン・エヴァンゲリオンを観た。一昨年(2019)の7月に冒頭12分の映像が公開されてから1年8ヶ月が経った。受験生かつ高3期末試験直前にも関わらず、冒頭映像を生で見るために、0706作戦(冒頭映像世界同時放映イベント)の整理券を取りに友達と1時間並び、友達は通っているが自分は通っていない塾の自習室で勉強して時間を潰し、整理券のとり方を間違えたため友達とは離れ離れになりながら放映を2時間待ち、冒頭12分のパリ奪還作戦の映像を震えながら見た。それが今では大学1年生が終わりかけている春休みである。長かった。待ち望んでいた。そして今日を迎えた。(2時間かけて初日最速チケットを取った話はまた別に。)

 5時45分に起き、朝ごはんを食べ、映画館に向かった。映画は2年半ぶりだ。トイレに行き、上映15分前に席につく。そして怒涛の2時間45分にのめり込んだ。冒頭のパリ作戦。第3村での日常。最終決戦。父との対峙。父の苦悩。槍でやり直す。Qでの訳がわからず胸糞悪い後味の悪さではなく、心揺さぶられ、泣き尽くし、ホッとして、とにかく満足感のあるラストだった。舞台と用語は難解で訳が分からなかったが、台詞は直接的なものが多く、分かりやすかった。というわけでもう一度見たい。何回も観たくなるような作品だった。