緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

正解がない

 旅行中、弟に「大学生には正解がない」とポロっとこぼしてしまった。

 大学4年間の過ごし方に正解なんてない。しようと思えばなんでもできるし、ボーっとしてたらあっという間だ。強いて言えば、自分のしたいことをするのが正解だろう。しかし、自分のしたいことが分からない。なりたい自分に近づくためにやっていることは好きなことなのだろうか。そもそも好きなことって何?

 中高生のころはある程度の正解があった。部活も勉強も頑張ればそれでよかった。偏差値の高い大学に合格するために勉強すればよかった。レールがしっかり敷かれていたのだ。大学に入ったら、正解のない問いは増えるし、自分の生き方と向き合わなければならなくなる。レールなんて全くない。

 よく「これからの教育」について議論するとき、自分は「答えのない問題を考えさせる教育を」と言っているが、自分はその教育を受けていないので、今こうして答えのない問いに直面した時に困ってしまうのかと感じた。