緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

匂いと記憶

 自転車で登校しようと思ったら、雪がうっすら積もっていたので、歩いて大学まで行った。空気はスキー場の匂いがした。雪の匂いなのかもしれない。

 匂いはときに昔の記憶を引っ張り出してくる。早朝のコンビニバイトの好きなところは朝の空気を吸えることだ。清々しい空気は、家族旅行で温泉に行ったとき、早く起きた朝を思い出させる。6時から入れる温泉に6時に入りに行く家だった。いつもは早起きしないのに、とりあえず起きていた記憶がある。そんなことを思いながら朝の太陽を眺めながらコンビニまで自転車で行っていた。明日からは暗い中歩いていかなければならないかと思うと気が進まないが、また新たな発見があると信じて今日も早く寝る。