緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

腐った牛肉

 コンビニバイトを始めてから、コンビニで廃棄処分になったお弁当やおにぎりをもらうようになり、自炊の回数が減った。食材を使う量も減ったので、野菜や肉をだめにしてしまった。

 その中でもすごいのが牛肉。100g100円のオーストラリア産牛肉で、一人暮らしの大学生にはそこそこ贅沢だし、牛肉1キロに小麦が11キロ使われていることを知っているので、なんとか食べたい。どうにかして食べれないものか、としゃぶしゃぶのようにして火を通した。

 案外食べられそうになったので、匂いを嗅いでみると、驚くほど吐き気のする臭いだった。これが本能かと確信した。腐った肉は火を通しても食べてはいけない。その牛肉は謝罪しながら泣く泣く捨てました。