緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

就活スーツ

 どうして就活生は就活生だと見抜けるのだろうか? (サラリーマンっぽい就活生は就活生と認識できないからであるが…)

 もともと就活という概念を知らないときは、なぜか学生っぽいのにスーツを着ている集団を目にすることがあった。学校帰りの駅のホームにいる、ノリは学生なのに、青っぽいネクタイをして、黒のスーツを着て、同じような鞄を持っている人たちだ。

就活生という概念を学んだあとだと、3月になって札幌駅周辺を歩けば、一人や複数人の就活生らしき人を目にする。なぜだろう。一人でも大勢でもなにか不安そうなのだ。気のせいかもしれないが、楽しそうな人も少ない。

 楽しく就活したいものだし、就活する頃にはスーツは似合っていて欲しいと思うのだが、就活する頃には、大人のルールを学びながら、必死に学生から抜け出そうとして、忘れてしまうのだろう。