緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

待つ、待たせる、待ちわびる

 待つのが苦手だ。

 時間まで来ないと相手がどうしたのか不安になる。今の時代いくらでも連絡手段があるのに。遅れるなら、約束の時間までにはなにか連絡してほしい。

 待つのが苦手なので、人を待たせたときは、とても申し訳なくなる。毎回遅れないように気をつけはするのだが、余裕を持って着くことは稀である。余裕を持たすために用意した時間を使い果たして、5分前ぐらいに到着することが多い。

 待ちわびることもあるのだが、これは嫌いじゃない。慣れてしまっただけかもしれないが、その人のことを考えながら過ごす時間は悪くない。心配しつつ、来たら何を話そうか考える時間。心理的余裕もできるので、待たせるより何倍もましだ。

 待つ、待たせるは人によって感じ方が違うので面白い。この時間感覚が大きくずれる人と長くいるのは難しいかもしれない。