東京オリンピックが閉会する。
困難続きのオリンピックだったが、無事閉会するようだ。開催してしまえば、どうにかなってしまうものである。毎日のように競技が放映され、メダル獲得が報道される。
私は昨日と今日、女子マラソンと男子マラソンを観戦した。たまたま札幌にいたので、無観客だったオリンピックを観戦できた。感慨深いかと言われれば、そうでもないが、一生に一度の経験だったかもしれない。
感染者数は毎日増えていくし、毎日更新される五輪のメダル数ランキングには、毎回首を傾げた。なぜ国単位でメダルの数を比べているのだろう。人口によって出場選手数も異なるだろうに。出場選手数が多ければ、メダルの数が多いのも当たり前な気がする。
なにはともあれ、開催できてよかったのだろう。明るい話題が増え、暗い面から目を背けることができたのだから。余裕のある階層の人々は。
あちこちオードリーというテレビ番組が好きだ。
オードリー若林が司会で春日が進行をしているトークバラエティーで、芸能人のゲストが赤裸々に自分たちのことについて語っている。
芸能人もいろんなことを考えているんだなと思う。あちこちオードリーを見ていると誰もが悩んていることがわかるのだ。「自分は何者か」「自分にとっての幸せはなにか」「自分はこれからどうふるまっていくか」「目標は何か」。名もない自分もよく考えていることを、テレビの第一線で活躍している芸能人も考えているのかと思うと親近感が湧く。
きらびやかな芸能人も人間なんだと思えるし、どれだけ憧れられる職業でも、苦しいことはあるのだとわかる。そう思うと、今の人生が充分楽しいことが分かるのだ。
7月中旬に大阪に行ったときは、蝉が本当によく鳴いていた。朝、布団の中から聞こえた蝉の鳴き声は、初めは洗濯機が回っている音に聞こえるほど、多くの蝉が一斉に鳴いていた。日本の夏らしい光景だ。
昨日の札幌は、蝉が鳴いていた。大群ではなく、一匹二匹程度。そして昼の12時ぐらいから急に雨が降り始め、すぐに土砂降りになり、雷も鳴っていた。ゲリラ雷雨である。札幌で雷は珍しいはずだ。良くも悪くも本州らしい夏になっている。
今週末は東京オリンピックのマラソンが開催される。東京では暑いからという理由で札幌開催となったはずだが、札幌も十分暑い。見慣れた街中や北大のキャンパスの中を走るので観戦しに行きたいのはやまやまだが、暑いし、入構制限かかってるしで観には行けないだろう。クーラーのきいた涼しい部屋でテレビで応援しよう。。
男女の友情は成立するのかという話は去年の今頃も考えていたようだが、一年で少しだけ進展があった。
女性は、成立すると考えている人がいることがわかった。というより、私と関わる女性に多いのかもしれない。別に友達に性別関係なくない？ みたいな。
そして、私が思うことは異性の仲は同性の仲より崩れやすそうであることだ。男女だとできることが増えてしまう。ハグもキスもセックスも。しようと思えばできてしまう。だから考えることが増えて、めんどくさくなるのだ。特に男性側が。
男女の仲は不安定な気がする。同性同士の安心感がない。ちょっとしたことで簡単に関係性が変化してしまう。慣れていないだけかもしれないが、少し怖く感じることが多くなった。
二十歳になったときに書きたかったのだが、気がつけばもう8月である。
誕生日当日は東京から"大事な友人"が来てくれて、0時をまたいだ瞬間に二人で乾杯をして、お酒を飲んだ。グラスは自分への誕生日プレゼントとしてオンラインで買ったものだ。別に日をまたいだからといって何かが変わるわけではないが、人間は時間を区切って生きていくものなのだと思った。
二十歳になって変わることはあるようでなかった。お酒が飲めるようになり、年金を払わないといけなくなり、競馬ができるようなった（はず）ぐらいで、大きな変化でもない変化だった。
一番驚いたのは、学習支援の中学生に年齢を言ったときに「大人じゃん！」と言われたことだ。たしかに大人なのか…。学年で言えば変化はないのに、年齢で言うと大きな変化かもしれない。
10代が終わってしまい、20代になったのだ。20代というと、もう大人だ。20代が一番幅広いような気がしてきた。29歳の自分なんて全然イメージできない。10年間面白く生きていたいなと思った。
食べ放題が苦手だ。おいしくご飯が食べられない。
理由はおそらくケチくさいからだろう。食べ放題だと、ついついたくさん食べようとしてしまうのだ。ついでに落ち着かないし、早く食べなきゃと焦らされる気持ちもある。特に時間制限のある食べ放題は。あと、選択肢が多くて悩む。選択肢が多いことは幸せにつながらないことはTEDで見て学んだ。
食べ放題に行くぐらいなら、同じ値段を出して、ゆっくり食べたい。あらかじめ出てくるものが決まっていて、それを十分に味わいたい。そのほうが幸せポイントは高い気がするのだ。
まあ結局は好みの問題なので、僕は落ち着いて食べるのが好きだというそれだけである。ただ、もしかしたらこういう好みは将来の伴侶を探すときに重要かもしれないと思ったりする。
