緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

言うだけ番長

 声優になりたい。コピーライターになりたい。YouTuberになりたい。インフルエンサーになりたい。物書きになりたい。これはすべて言ってるだけで、本当になりたいわけではない。なったらなったで大変そうだからだ。そしてそこまでしてなりたくはない。

 声優は競争率が高すぎる。その割に儲からない。コピーライターは仕事にしたら辛いだろうし、自分の才能と対峙しなくてはいけない。YouTuberは安定しない。インフルエンサーは影響力が大きくなればなるほどできることは増えるけど、ストレスも増える。物書きは、有名になれば、売れるものを意識して書かなきゃいけなくなる。

 というわけで、なりたいと言っているだけで、本当になりたいわけではないことが分かっただろう。結局は仕事に「安定」と「低ストレス」を求めているのだ。私はリスクと不安定が嫌いだ。これからの時代は苦労しそうなタイプである。VUKAの時代、不確実で不安定で複雑で曖昧になるとされる時代で安定を求めるのは愚かだが、安定を好み、望むのだろう。