緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

温泉と若さ

 私は温泉に入るのが好きだ。母親の影響もあるだろうし、幼少期の家族の思い出のせいもあるかもしれない。ゆったりと温泉に入っていると、身も心もぽかぽかになって幸せな気分になる。ついでに夕ご飯においしい料理が出てきたら完璧だ。

 最近温泉に行って、気が付いたことがある。温泉に行くと、他人の裸を見ることになる。核家族化が進み、銭湯に行く文化もなくなりつつある今、他人の裸を見る機会が減っている。特に、自分と年の離れた人の裸をだ。私はコンタクトをしたまま温泉でに入ったことで、久しぶりにおじさんやおじいさんの裸を見た。すると、今は若いから肌にはりつやがあり、筋肉がそんなについてなくてもきれいな体系を維持できているが、老いたら弱々しい身体になってしまうのだと気が付いてしまった。おじいの身体をみて、老いについて考えてしまった。

 私は中学生のころから筋肉を付けなくては、と思ってはいるものの、筋トレは長続きせず、いつも貧相な体をしている。胸筋はなく、腕も細く、腹筋もない。太ってはいないのでだらしない身体ではないが、鏡で見ると「貧相」といった感じである。しかし、このまま筋力をつけずに衰えたら、ますます貧相で、貧弱な体になってしまう。それは避けたい。なので筋トレをすることにした。二十歳が筋力のピークでその後は次第に衰えていくと聞いたことがある。まず、二十歳になるまで、どんなにちょっとでもいいから毎日腹筋と腕立てをする。そうやって強くなりたい。