緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

青春18きっぷの旅 #2-3(一ノ関-小牛田‐仙台)

 一ノ関駅で乗り換えた。一ノ関は乗換駅だけあって、駅前は栄えていて、城下町で会ったことがうかがえる。

 小牛田(おごた)行きに乗る。駅名が読めない…。スマホの充電が20%ほどになっていたので、モバイルバッテリーで充電していると、地図も見れず、文章も書けないので、春の陽気に誘われて眠くなってしまった。

 気がつくと小牛田駅に着く。この区間も面白そうな町はたくさんあったのだが、ほとんど車窓は見られなかった。そして、ついに仙台行きに乗る。まさかの6両編成。一両ワンマン無人駅を見慣れていたので、列車が長くて驚く。

 途中で松島を通るので楽しみにしていた。が、若干海岸から遠く、すぐ山になってしまい、トンネルを通るのでほとんど見えなかった。松島は次回、遊覧船に乗ろうと思う。

 ついに仙台駅に到着である。12時半につく予定が16時半前になっていた。人が多くてとにかく驚く。駅前に出て、都会すぎて驚く。これが地方中枢都市である。駅もかなり広く、地下鉄に乗るのも一苦労だ。とりあえず、当初の目的であった、東北大学のキャンパスを観に行く。川内キャンパスは地下鉄の駅直結で中心部からのアクセスはかなりいい。図書館と教育学部棟を見てきた。そのあと、青葉山キャンパスも行ったが、広大すぎてどこに行けばいいかわからず、降りただけで帰ってきた。

 仙台城跡にも行った。駅から意外と遠く、坂道も急なので、かなり疲れた。やはり高台にあり、夜景は綺麗に見えた。伊達政宗像は色とりどりにライトアップされており、大学生のグループが「ゲーミング伊達政宗」と名付けていた。(ゲーミングキーボードやゲーミングパソコンは虹色に光るものがあるため)

 戻ってきて、牛タンを食べることにした。あまり移動したくないので、近場で探して、よさげな店に入った。普通の牛タンと歯ごたえのあるまかない牛タンがあり、牛タンを2枚(4切)とまかない牛タン4枚(8切)を注文した。日本酒がおすすめらしいので、日本酒も頼んだが、やはり肉には米(麦飯)である。結局、麦飯をおかわりしてしまった。牛タン5年分ぐらい食べた気分だ。

 アーケード街のカプセルホテルに泊まった。札幌にも似たようなものはあり、誰が泊まるんだろうと思っていたが、僕のような観光客なのだとわかった。人工温泉の大浴場がついていたので、疲れを癒した。この一日でかなり歩いた。老体(弱冠二十歳)にはなかなかだ。カプセルホテルはマンガが充実しており、早く寝なきゃいけないのに、マンガをめくる手が止まらなかった。