緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

フィガロ3月号

 フィガロという雑誌を買ってもらった。

 フィガロは30〜40代女性向けのファッション誌で、3月号の表紙はモノクロの永瀬廉だった。彼女はそれを見てイケメンすぎる永瀬廉を共有したかったようだが、彼氏は3月号の特集記事の「恋愛と性愛」に興味があった。互いに欲しいということになったので、彼女が買ってきてくれた。

 一通り読んだが、性愛がなんだかはわからなかった。永瀬廉はかっこよかった。特集記事は雑誌の半分弱を占めていて、安藤サクラ柄本佑のインタビューや8人の女性の恋愛模様、フランスの恋愛事情、マッチングアプリを題材にした短編小説、性科学的知見からのQ&Aなど充実していた。

 婦人向け雑誌なので、普段目にすることはほとんどなく、そのほかの記事も興味深かった。先鋭的なファッションやランジェリーの特集もあり、どこを読んでも飽きなかった。

 自分からは絶対に探さないし、読みもしないので、新しい世界が広がった気がした。彼女に感謝したい。