緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

リアルと画面越し

 東京に帰ってきて、高校時代の友人と会っている。そうすると、ありきたりだが「場を共有する」大切さに気が付く。同じ時間に同じ場所にいて、同じものを見て、同じ音を聞いてる。全身が見えて、息遣いが分かり、表情が鮮明に見える。これがどれだけ大切か、コロナがなければ気が付かなかったかもしれない。もちろんzoomで画面越しで話すことも、電話よりは情報量が多いが、リアルにはかなわない。

 同時に、芸術鑑賞もリアルと画面越しは違う。最近歌舞伎を観に行ったが、リアルで見るからこその感動がある。自分が注目したいところを観ることができるし、何かに邪魔されることもないし、ほかのお客さんと感動を共有できる。

 リアルにはリアルの良さがあるし、画面越しには画面越しの良さがある。使い分けていきたい。