安倍首相が辞任を表明し、ワイドショーは次期総理大臣が誰になるかで持ちきりだ。
私はアンチ安倍だが、新聞で7年8か月の振り返りを読んで、長期安定政権であり、対米外交・経済政策は評価できることが分かり、一概に批判することは良くないと思った。
しかし、安倍政治の問題点はやはり「国会軽視」と「説明不足」に尽きる。数の暴力で議論が不十分なまま、強行採決を幾度となく決行した。国会を、国民を軽視していた。特定秘密保護法案、集団的自衛権の行使容認、安全保障関連法案、「共謀罪」法案、IR法案など懐かしいものも多い。国民はすぐに忘れてしまうと言われてしまう。そしてモリ・カケ問題、桜を見る会である。安倍首相はほとんど説明することなく辞任してしまいそうだ。公文書改ざん問題では近畿財務局の職員の方が亡くなっているのだ。説明責任は果たすべきなのではないかと考える。
次期首相には、国会を軽視せず、納得のいく説明を国民にしてくれるよう期待する。