緑風渚の引き出し

若干ひねくれた大学生が22年の人生の中で思いついたことを書き残してます。

悲劇のヒロイン的リスカ

 先週末、開成中と桜蔭中の算数の問題が新聞に載っていたので、時間を測って両方解いた。どちらも都内別学私立中高一貫校の最難関の2校だ。解いてみて驚くが、本当に難しい。もちろん7割得点できれば合格するのだが、半分しか取れない。

 辛すぎる。受験してから7年経っているので中学受験算数からは離れているものの、6年間も中高数学をやっていたはずなのに歯が立たない。思考力、発想力、情報処理能力、計算力、そして初めて見る問題に喰らいつき、正解を導く力が必要だった。これが上位0.1%の世界だった。この問題を小6時点で合格点を出すような奴らと争えなどしないことが身にしみてわかった。

 今も自分は偏差値上位3%の世界で生きていると思う。十分上位だが、上位0.1%を見て、争って、一人で傷ついている。傍から見ればアホらしいだろうが、本人は傷つきながらも、どこかやめられず、やっているときには喜々としている。まるでリストカットのようだ(実際にリスカしたことはないけど)。なのでこれを悲劇のヒロインになるためにする自傷行為として名前をつけたい。